7月4日。独立記念日だ。この日は各地でいろいろなイベントがあるが、ボウルダーでは大学のFolsom Stadiumでコンサートや打ち上げ花火のセレモニーがあった。結局会場には行かなかったが、花火は自宅の近くからよく見えるはずだし、いろいろとよい評判もあるので日没を待って行くことにした。といってもこの季節、暗くなるのは午後9時を過ぎてからだ。Newton CourtとMarine Courtの間にある大きな芝生の中庭には、もう数百人の観客が繰り出していた。偶然お会いした知人のUさんご一家と一緒にシートに陣取る。やっと9時半近くになってから始まった花火は日本の夏を思い出させたが、日本では見たことがないタイプの不思議なものもあった。およそ20分くらいパラパラと続いてこれで終わりならちょっと寂しいかな、と思ったとたんにとてつもない迫力のフィナーレがはじまった。
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