小学5・6年生対象(6月27日)
献 立:七夕そうめん もちもちポテト 水無月
◇水無月:京都では、6月30日に「夏越しの払え(なつごしのはらえ)」という行事が行われます。京都の各神社で、暑い夏になる前の穢れや災いをはらう神事が行われるのです。この時に、京都の人々が、厄をのがれ、夏を迎えようとする気持ちを込めて食すのが水無月です。下の白い外郎(ういろう)は、氷をあらわしているのだそうです。氷室という洞穴などで、氷や雪が冬のうち保管され、水無月(みなづき)=6月の頃、朝廷や幕府に献上されたとの事。当時、庶民には、雪や氷は超高級品でした。それなら、せめて、氷をウイロウでつくり、氷で涼をとったつもりになるお菓子として食べよう!とつくり出されたのがこの御菓子なのだそうです。小豆を用いるのには理由があります~古来より、小豆は、魔よけの力を持つ邪気を払うものとされています。また、三角の形をしているのも、魔よけ、厄病よけ、の意味が込められているのだそうです。
※今回は、牛乳パックを型に用いて作ります♪
◇七夕そうめん:もうすぐ七夕です。いつものお素麺を一手間かけて"七夕素麺"に♪ 濃いめの出汁をしっかりとり、お出汁をはっていただきます。
◇♬もちもちポテト:新じゃがを使って、じゃが芋のお餅を作ります。とっても簡単でおやつに最適です!! 今回は、チーズベーコン、甘辛たれの2種類ですが、色々なバリエーションが楽しめます♪
行事に合わせた献立を食卓に供するのも、大切な食育のひとつです~楽しみながら食文化を学べますね♪
子供達には、もちもちポテトが好評でした。とても美味しかったとのこと。新じゃがの皮むきも初めてだったようでで感動した様子でした。
次回も、楽しい教室にしたいと思います♪ 次回予定は7月25日(土)です。
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